副作用・安全対策の巻 外来化学療法編
第5回 副作用・安全対策の巻
<其の弐
注意の必要な患者は、看護師の目の届くベッドを選ぶ、または室内配置に工夫すべし。
 初回投与時や、副作用の起こりやすい時期の患者などは、ナースステーションの近くや、酸素配管 のあるベッドを選んで配置する。そうすることで、ちょっとした変化をとらえやすく、また迅速な対応が可能となる。特に、FOLFOXによるアレルギーは6コース以降、しびれは 8コース以降など、レジメンによっては副作用の起こりやすい時期が明らかになっているものもあるため、ベッドコントロールの際には十分に配慮したい。
其の壱 其の弐 其の参
其の四 其の五
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