化学療法のレジメ講座 | 抗癌剤併用レジメの投与法を解説します。

 消化器癌、とりわけ大腸癌に対する化学療法は長足の進歩を遂げています。癌化学療法の成績の向上には、新薬の開発とともに系統的に行う無作為化比較試験(RCT)がもたらすエビデンスが必須です。RCTの結果はレジメの淘汰をもたらしました。例えば、Mayo regimenが単独で大腸癌に用いられることはほとんどなくなったと考えられます。しかし、他剤との併用ではいまだに用いられている投与法です。大腸癌の化学療法の進歩を理解するためにも、初期のLV/5-FUレジメを忘れてはならないでしょう。Mayo regimenは、RPMI regimenとともにここに残しました。
 本講座を大腸癌化学療法の臨床の手引きに、さらには大腸癌化学療法の歴史を知るための一助にご活用いただければ幸いです。

※1 各レジメの用量は文献を参考にしており、現在の日本の承認用量・投与時間と異なる場合があります。

※2 LV(注射)の用量は、日本で承認されているレボホリナート(l-LV)に換算した用量で示しています。

大腸癌編

レジメ

薬剤

Panitumumab単剤
FOLFOX+Panitumumab
FOLFIRI+Panitumumab

S-1+CPT-11

 
Machover regimen
Mayo regimen (NCCTG regimen)
Roswell Park regimen (RPMI regimen)
AIO regimen (German regimen)
FUFOX regimen
AIO+CPT-11 regimen

de Gramont regimen (LV5FU2 regimen)

sLV5FU2 regimen (Simplified bimonthly regimen)

FOLFOX

FOLFOX 4
  FOLFOX 6/mFOLFOX 6
  FOLFOX 7
XELOX (CapOx)
FOLFIRI
Saltz regimen (IFL regimen)
LV/UFT
RPMI+BV
IFL+BV
FOLFOX 4+BV
XELOX (CapOx)+BV
Cetuximab単剤 Cetuximab
Cetuximab+CPT-11 Cetuximab
付録:用語凡例
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