副作用対策講座 |

佐藤 温先生

 消化器癌の薬物療法は分子標的薬を含む新規抗癌剤の開発とともに、腫瘍縮小効果が向上し、生存期間が延長するなど顕著に進歩してきています。その一方で、新規抗癌剤の登場は、新たな有害事象の出現をもたらすことにもなりました。副作用のために、治療効果のある薬物療法が中止を余儀なくされることは、恐らく多くの方々が経験されているかと思います。私たち医療者は副作用に対して適切な対応をすることで、初めて十分な治療を提供できることになります。一方で、患者さんの視点から見れば、治療に起因する苦痛の多くは、常に命と引き換えに受け入れざるを得ない宿命に映っていることでしょう。がん薬物療法の目的であるQOLの向上を得るためには、支持療法の習熟は避けては通れません。
 本講座は、レジメンの学習にリンクして特徴的な副作用の対処方法を学べるようにしております。徐々に内容を充実させていきますので、どうぞご活用して頂ければ幸いです。

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■ 化学療法レジメンについての基礎知識は「レジメ講座」をご覧ください。

副作用

起こりうる薬剤

PanitumumabCetuximab
Capecitabine)Regorafenibなど
L-OHP
L-OHPCPT-11*中等度催吐性リスク
5-FUCPT-11など
5-FU5-FUCapecitabine)など
副作用対策の基礎知識
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