吉野:現在わが国では、大腸癌領域の遺伝子検査はKRAS exon 2検査が保険適応されていますが、2015年にRAS 検査が保険償還されると思われます。そこで本日は、「大腸癌におけるRAS 変異と検査 ―個別化医療の時代へ―」と題して、RAS 解析に関するエビデンスをまとめ、わが国で全RAS 検査をどのように行い、その結果をどのように活用していけばよいかについて話し合いたいと思います。
まず山崎先生からRASによるシグナル伝達と遺伝子変異について解説していただきます。
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