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CASE 9 大腸癌術後化学療法 2005年11月開催

CASE9 写真

症例プロファイル

患者 72歳、男性
主訴 なし
既往歴 特記すべきことなし
家族歴 特記すべきことなし
嗜好品
患者の希望 外来・入院あるいは内服・注射にかかわらず、できるだけ再発を抑える治療法を希望する。保険診療範囲であれば、金額にはこだわらない。

現病歴

健康診断、潜血反応(+)により下行結腸癌を発見された。D3左半結腸切除術施行。
組織学的判定:根治度A、組織学的病期:II、研究的に施行した免疫組織化学的検索でp53蛋白陽性、RT-PCRでTS mRNA高値との報告が得られている。

当該病院

DPCが導入されており、外来化学療法センターが稼動している。大腸癌補助化学療法に関する臨床試験には参加していない。

身体的所見

  • 手術後経過は順調で、術後7日目で食事を摂取し、排便も順調である。
  • 術前CEA値36(正常上限4.4)は3.2まで低下した。
  • 血液、心、肺、腎、肝機能に合併症はなく、PS:0である。

検査所見1

手術所見

  • D、 dors-med、 40×30 mm

病理組織学的所見

  • Moderately-poorly differentiated adenocarcinoma
  • se、P0 、ly3 、v3 、H0 、M(−)、n(−)、ow(−)、aw(−)、ew(−)

出題:久保田先生

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