Opening Remarks

室先生

室:切除不能進行・再発胃癌に対する治療は、Nivolumabなどの免疫チェックポイント阻害剤の登場やOxaliplatinの適応拡大により変革期を迎えつつあります。2nd-lineは現時点でPaclitaxel+Ramucirumabが確立していますが、2nd-lineとしての免疫チェックポイント阻害剤の位置づけは臨床試験の結果や今後の議論が必要です。また、1st-lineや補助化学療法としてのOxaliplatinも承認されて日が浅いため、その意義や位置づけは必ずしも明確ではありません。本座談会では、胃癌治療のエキスパートである4名の先生方にお集まりいただき、これらについて話し合いたいと思います。まずは仁科先生から、胃癌に対する免疫チェックポイント阻害剤の臨床試験データをご紹介いただきます。

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