IFL+BV
ベバシズマブは抗血管内皮成長因子(VEGF)ヒト化モノクローナル抗体で、米国では2004年2月に進行大腸癌に対する一次治療(ファーストライン)として認可されている。日本においても2007年4月に「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌」に対する治療薬として承認された。
すでにBVの上乗せ効果が認められていた RPMI+BVと、転移を有する結腸・直腸癌に対する有用性が証明されていたIFLにBVを併用した群、およびIFL+プラセボ群の3群を比較し、有効性、安全性を検討した第III相無作為化比較試験(AVF2107g)が実施された。中間解析においてIFL+BVの安全性が認められたことから、以降のRPMI+BV群は中止され、IFL+BVとIFL+プラセボの2群による検討が継続された。一次エンドポイントであったMSTは、20.3ヵ月vs15.6ヵ月でBVの有意な併用効果が認められた(Hurwitz H, et al. N Engl J Med 350:2335-2342, 2004)。
この結果を受けて2004年2月に米国FDAは、転移を有する結腸・直腸癌に対する一次治療においてBVを、5-FUを基本薬剤としたレジメとの併用薬として承認した。
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